①口腔内スキャナー(itero)の導入

現在の口腔内の状態を3Dでしかも高精細、短時間(5分程度)で再現できる口腔内スキャナーを導入いたしております。より精度の高い治療目標に近づけることが可能となりました。


②実現可能な治療目標の立案

●治療目標を可能な限り満たしながら歯の移動量は最小限な計画を立てます。

 は当該の歯に大きな移動が計画されていることを示します。歯の移動量を減少させ、歯のIPR(削合)も減少させた計画2の方が計画1と比較して予測実現性が高くなります。

 


●矯正治療は、綱引きによく似ています。移動したい歯と移動したくない歯の本数を考慮して、歯の計画を立案します。

上顎臼歯を後方に移動する場合、同時に移動する歯は2本の歯に限定しています。これにより、上顎臼歯が後方に移動する反作用により上顎前歯が前方に傾斜するのを防止します。

 


 ●まず歯を移動するスペースを確保してから歯の移動を開始します。

上顎前歯の叢生(がたがた)を改善する場合、まず側方歯群(小臼歯、犬歯など)を側方に移動し、上顎前歯部に空隙を作り出してから初めて、上顎前歯の叢生を改善します。


 ●インビザラインのみでは移動不可能な場合はカリエールなど従来の矯正装置を併用します。

インビザラインのみで治療すると76個の装置が必要です。

カリエールを3か月使用すると、上顎犬歯から第二大臼歯まで一塊となって、後方に移動を完了し、犬歯から後方のすべての歯の近遠心関係が正常(classⅠ)になりました。

但し、歯列が狭窄している場合や叢生が厳しい場合などはインビザラインのみで治療した方が望ましい場合もあります。

前歯部の叢生の改善のみを行えばよく治療達成まで29個の装置で済み治療期間が大幅に短縮されました。


③正確なアタッチメントの設置

治療に不可欠なアタッチメント

拡大鏡で拡大してチェックします。

正確に装着されたアタッチメントにより、歯の移動の実現性が高まります。


④患者様の協力度向上の取り組み

受診されましたら、まず装置が歯にきっちりフィットしているか記録します。

 

2:次にクリンチェックと比較検討します。

3:さらに、今後の治療で、どのように変化するか、動画で、患者様とご一緒に確認いたします。

毎回診療時、すべての検討結果を患者様の携帯またはパソコンにお送りいたします。